SUMIKA
住まいは、器である。朝目覚めてから夜眠りにつくまで、毎日繰り返される普遍の日常。いろいろな出来事の中でいろいろな感情が駆け巡り、一日を終える。良かった日も、そうでなかった日も。でも、明日は必ずやってくる。ふとテレビやパソコンから離れ、ソファに腰を下ろしてみる。床、壁、天井。そこにはものいわず存在する空間がある。一見無機質のようではあるが、ここに暮らす家族を優しく包み込んでくれている。上質な空間にさり気なくも満足を感じ、自然体で暮らしていくことができる、落ち着きやゆとりを育む器なのである。
少しの時を残して、今日も一日が終わろうとしている。見てはいないが、テレビの前にある黒色のソファに腰を下ろしている。ここには、静かな時間が流れている。一日の出来事を振り返りながらふと目を閉じると、時流の音がかすかに聞こえてくる。
例えば壁一面を魅せる収納、飾り棚にしてみる。 家族の思い出や趣味のモノを飾ったり、みんなで育てている植物を飾ったり。 我が家、家族の日々こそが、一番美しい。
例えば窓から見える景色を愉しむ住まい。 街の煌めきや躍動をインテリアの主役にして都市の先進性を暮らしの中に引き込む。
一日の終演を迎え、ベッドに深く入り込む。目を閉じ、心を落ち着かせると、静けさの中にほんの少し秒針の音が聞こえてくる。ここには、自分だけのゆっくりとした時間が流れている。
子どもたちの成長は早い。つかまり立ちをしたと思えば、もう走り回っている。この部屋ですくすくと育つ姿を見続けること、それはこの家にしかない、かけがえのない財産だと思う。
バルコニーから目の前に見える屋根も、遠くに見える森も、ずっと変わらず風景を形成している。ふとゆっくりと眺めてみる。忙しく過ごす毎日には変わらない風景であるが、雲は流れ、空の色は変わり、いろいろな表情を刻々と変化させていることに気付く。
出かけるとき、リビングから廊下、そして玄関へと向かう。艶やかなダウンライトに照らされるその空間は、これから始まるドラマティックな一日につながる扉でもある。
家事をこなしたり、ゆっくりくつろいだり、一日の中にはさまざまな行動がある。キッチンからサニタリーへ、リビングからプライベートルームへ。住まいの中で営まれる暮らしにストレスを感じさせないこと。単に空間を部屋で仕切ると言った概念ではなく、部屋から部屋への位置や距離、扉や棚の高さなど、さり気なくも満足をもたらす工夫が施された空間設計がここにはある。ここに住まう家族全員の心地よい日常のために。
※掲載の写真は弊社のモデルルームを撮影したもので、実際のものとは異なります。一部オプションも含まれます。なお、家具、備品などは価格に含まれません。
> GARALO