おうち時間を楽しむ
家族で過ごすリビングや、食事をつくるキッチン。寝室や子ども部屋。 役目や機能は同じでも、そこにアイディアやデザインがあるのとないのとでは、過ごし方の幅が違ってくる。 特にいわゆる「おうち時間」が長くなれば、自ずとそのキャパシティが浮かび上がってくるものだ。 旅先のホテルで感じるような安らぎ。お気に入りのカフェで味わうリラックス感。 住まいにそんなエッセンスをプラスすれば、そこで過ごす時間はもっと楽しいものに育っていく。
居住空間には「高さ」がある。高さを使いこなせば、その場所の床の広さは2倍となり、活用方法は何倍にも広がる。 我が家にそんな「2階建て」部分があるだけで、なんだかワクワクしてくるものだ。 キッズスペースにしたり、趣味のスペースにしたり。システマチックな収納スペースとしても活用したい。 「高さ」を賢く、楽しくデザインしたガレーロ。あなたならどう使う?
ガレーロは親子、夫婦など、家族が居住空間で共に過ごす大切な時間を、より豊かに、より深いものにしたい、という想いから生まれたデザインのカタチ。仕事や家事などに時間を割きながらも、家族が同じ空間に居れば、時間を共有することができ、いつも身近に存在を感じることができる。別々の部屋であれば交わすことがなかった会話が生まれる。そんな何気ない暮らしのシーンを目的にしたデザインだ。 使い方はさまざま。家族構成やライフスタイルによって、または暮らす人のアイディア次第で、使い方を限定する必要はない。例えば上部、ロフト部分は子どもが遊ぶキッズスペースや宿題する場所として活用。ドアと壁で孤立した子ども部屋と違い、子どもが何をしているのか、その声や息づかいがリビングやキッチンからも感じられ、親子間の距離を近付けてくれる。また下部のガレージ部分をペット専用のスペースにしたり、家事をしたり、隠れ家のように趣味の部屋にしてしまっても面白い。それぞれの家族の数だけシーンが生まれる。それがガレーロの魅力。
衣類や家電品、子どものおもちゃや趣味のアイテム…住まいのどこかに収納しなければならない生活用品は枚挙に遑がない。さらに子どもの成長につれてその種類や数は増えていく一方。そのすべてを収納するために、どうしても収納家具が必要となり、有効な生活スペースが狭くなっていってしまう。すっきりと片付いた居住空間を求めるたびに立ちふさがる「収納スペース」という課題。 ガレーロはその収納を大容量で、お洒落に確保するために、『デザイン+機能性』を融合したカタチ。リビングにあるので何をしていてもすぐ取り出せるし、片付ける時も早い。でも扉があり、目隠しすることもできるので、急な来客でも慌てて隠すような必要もない。そして何よりも収納力。通常のクローゼットには入りきれない大きめの家電や段ボール、布団などでも余裕をもって片付けることができるのだ。いい仕事をしてくれて見た目も美しい。ガレーロは住まいにおける収納の悩みを解決してくれる頼もしい存在だ。
上部のアッパーロフトと下部のアンダーガレージによって、フロアレベル違いの二層空間を創出。仕事をしない時には趣味や遊びに使うのもいい。
タテ発想とヨコ発想を組み合わせ、ガレーロとキッズルームをコネクト。仕事と勉強、それぞれ集中しながらもお互いの様子は伺えて、在宅を共有できるスタイル。
ユーティリティ性を高めたいなら、小上がりのような段違いのフロアをつくったガレーロ・ネオがおススメ。仕事が終わればそのまま休憩スペースとしても活用できる。
LDKフロアレベルの一部を150㎜UP。LDKという空間を壁で間仕切ることなく、高さによってゾーニング。プライベートスペースとアトリエなど、同じ空間内で用途の区分けが可能。
近年、住まいの中心はリビングからキッチンに移りつつあると言われている。 ならばそのキッチンを1番お気に入りの場所にしてしまうのはどうだろう? ワークトップや面材、壁を自分好みのテイストにアレンジしてみたり、機能性や収納力、動線にこだわってみたり。 美しく、使いやすく、自分だけのキッチンをつくることは、「おうち時間」を楽しむ近道になる気がする。
明るく開放感のあるキッチンを演出する無垢材カウンターをプラス。キッチンワークトップにはステンレスを使用。キッチンの面材はカウンターに合わせることで、全体のインテリア感をUP。リビングの中心となるスタイリッシュな存在感をつくりだしている。
ステンレスワークトップのキッチンを囲むように天然木のカウンターを設置して、家族や友達と食を囲む、愉しみの場を演出。配膳や後片付けがラクにできるだけでなく、ダイニングテーブルを置く必要がなくなるので、LDKを広く使うことができる。
プロ仕様のような本格派の雰囲気があり、重厚感と高級感が感じられる組み合わせ。同素材のカップボードと合わせると、LDKの主役級のインテリアになる。キッチンアイテムもステンレスメインで揃えれば、統一感があり、クールながらも優美なイメージに仕上がる。
様々なカラーのラインナップから選べ、耐水性、耐久性に優れた人造大理石を使用したワークトップ。側面も同素材で覆うことで、シンプルなデザインが活きる形状。奥行きをワイドにすることで、対面型のカウンターテーブルとしても使える。
充実した「おうち時間」の秘訣は、それぞれのシーンの「メリハリ」にあるような気がする。 家族との団らん、子どもと過ごす時間、仕事、家事、そして休息。 どの場面も全力で取り組めたり、心から楽しんだりできれば、単調とか、退屈などは縁のない話になるだろう。 住まいのデザインとはそんな多彩な場面を創り出す、舞台装置のような力があるのかもしれない。
和室のある住まいが減ってきている今、敢えて畳の良さを見直してみるのもいい。ソファや椅子ではなく、畳に直接座して目線を下げることで、気持ちがすーっと落ち着いていく。そんな時間を日々に取り入れたい。
丁寧に暮らすことを心掛けてみる。日常の出来事をこまめにメモしたり、コットンのシャツに時間をかけてアイロンをかけたり。そのための場所があれば、家事は面倒ではなく楽しみの時間に変わる。
花や草木を飾ってみよう。そんな小さな行動も、暮らしのクオリティをUPさせてくれる。住まいの中の棚や壁をどう飾ろうか、どう演出しようかと真面目に向き合ってみる贅沢な時間。
玄関に単に出入口や通り道以外の役割があってもいい。 帰宅の際にお気に入りのアートやオブジェに囲まれて、ベンチでホッとするひととき。
バルコニーをアウトドアスペースとして活用すれば、我が家にいながら「外」を楽しむことも可能。 食事をしたり、昼寝をしてみたり。キャンプ気分で「ベランピング」に挑戦してみるのもいい。