


私たちを惹きつけてやまない都市の魅力。
都市に暮らすことは、文化や情報、刺激や楽しみも、何でも手が届く身近にあるということ。
一方で私たちは日常の中に「余暇」という隙間をつくり、山や海に会いに行こうとします。
高い空の下で手足を伸ばしたり、樹々に囲まれて深呼吸して、心と身体をととのえる。
自分らしく、人間らしく生きるために、そんな癒しを無意識に求めているのかもしれません。
とすれば、日常の中で自然の潤いに触れることができる住まいづくりが、
心にも身体にもここちよい暮らしを叶える糸口になるのでは?
太陽の光や風を感じたり、樹々の緑に抱かれたり、四季折々の変化を愉しんだり、
豊かな光景に癒され、静けさや植物の潤いに抱かれる、都市の森に憩うような日々。
そんな「都市に自然と暮らすコト」をここで始めてみませんか?

都市圏に暮らす理由として、多くの人が掲げるのは「仕事のため」かもしれません。それだけではなく、教育や医療の水準、情報や流行の速度や量、洗練性、自由度の高さなど、都市居住のメリットはキリがないほど浮かんできます。
一方でさまざまな研究により、人間はビルが立ち並ぶ人工的な環境よりも、緑あふれる自然環境を好むという事実が明らかにされており、「理想の都市とは?」と問われると、多くの回答者が「緑のある都市」と答えたそうです。
都市が与えてくれる利便性や刺激に魅力を感じつつも、無意識のうちに潤い豊かな自然を必要とする。それは人間として当たり前の欲求だと言えるでしょう。
近年、世界的に関心が集まっている「ウェルビーイング(well-being)」とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する言葉。世界保健機関(WHO)憲章でも、「健康とは、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態(well-being)にあること」とされています。
都市が発展、成長し、便利になればなるほど、光や風を意識したり、植物に触れたりする機会は少なくなっていないでしょうか。旅行やさまざまなアクティビティに出掛けることが難しい時期を経験した私たちは、そんなふとした瞬間や光景に、かけがえのない価値があることを知っています。だからこそ私たちは、これからの暮らしに必要な、ここちよい住まいづくり、街づくりをしたいと思うのです。
緑と静けさの都心街区
今や西日本を代表する大都市となった福岡市。
その中でも流通拠点として発展し、近年著しく開発が進行中である博多区において、未来に遺せるwell-beingな街づくりとは?
そんな課題へのひとつの取り組みとして、「ASSOCIA博多 諸岡TERRACE」では、
マンションと戸建住宅が共奏する新しい街のカタチを目指しています。
マンション、戸建住宅、そして自然。その全てをひとつのコンセプトのもと、街区まるごとプランニングすることで、
都市にありながら豊かな潤いと静けさに満たされた街をプロデュースすることを目指しました。
ひとつのマンションという「点」だけではなく、その周辺環境も含めてトータルに計画された新しい街区が、
心も身体も解放されるここちよい暮らし方を提案します。

周辺の喧騒感あふれる街並みとは一線を画し、今も静かで落ち着いた住宅地がのこる博多区諸岡3丁目。
すぐ近くにららぽーと福岡が開業し、今、最も注目されているエリアといっても過言ではないでしょう。
しかし大通りから少し奥へ入ると、ここが都心であることを忘れてしまうような静けさと穏やかさに包まれた閑静な住宅街が広がっています。
都心の「動」の中にひっそりと息づく「静」。ASSOCIA博多 諸岡TERRACEはそんな恵まれたロケーションに位置しているのです。

建築物を機能性だけでプランニングすれば、必要な箇所を最短距離で結んだような、単純なランドプランが生まれることでしょう。しかし私たちはそれでは退屈だと思うのです。例えば名高いホテルに宿泊するとき。または美術館や博物館を訪れたとき。エントランス前のアプローチを歩くときや廊下から中庭を臨む風景など、人はその建物自体が持つ美意識や世界観づくりに感動や高揚感を感じます。ふとした瞬間に目にする光景。どんなアングルを切り取っても絵になる風景。私たちは建物や空間内に「心に働きかけるちょっとしたシーンを描き出すこと」で、暮らしの中に「日々を豊かにするエッセンス」をちりばめたいと思うのです。
都心の中の森のように。
植物は私たちが一番身近に接することができる自然の潤い。視覚的にも、そして葉が風にそよぐ音や、空気中の潤いにも、豊かで健やかな暮らしの大きな役割を担うものであり、日々の暮らしの中で感じる幸福感にも多大に影響します。そのためASSOCIA博多 諸岡TERRACEでは、建物と敷地内に四季折々の植物をふんだんにレイアウト。マンション内で過ごす時間だけでなく街区内を歩いたり、外出する際やお帰りの際など、この街区全体を豊かな植物で包み込むようにデザインしました。都心に出現した生命力溢れる森のように、心安らぐ風景を描き出す場所、それがASSOCIA博多 諸岡TERRACEなのです。


植栽という「線」で結ばれることで描き出される、
潤いに満ちた街並みの風景。

「街並み」を構成しているものは建物や公園や道路などで、それぞれが造られた年代も違えば、コンセプトやデザインテイストも違うのが一般的。そのため、その街区全体に統一感があり、一貫した世界観を描き出すのは難しい。どんなに美しくデザインされた建物を造ったところで、隣接する建物のテイストが悪趣味だったり、全く手入れされずに朽ちた公園だったりする可能性も往々にしてある。ひとつの建物だけでなく、それを取り巻く街並み全体が美しく整った環境を手に入れるのは至難の業と言ってもいい。
ASSOCIA博多 諸岡TERRACEは街区ごとを一貫した世界観で開発することで、美しい街並みの形成を叶えている。植物に縁取られた車路や、まとまりのある色彩テイストなど、ひとつひとつの建物が点として散らばっているのではなく、点と点が植栽などの線によって結ばれ、街区というまとまった「風景」を創り出しているのだ。自然のここちよさというコンセプトで結ばれた「風景」によって描き出される、潤いに満ちた日常のシーンこそ、この街に暮らすことの価値と言えるのではないだろうか。

特別な風景、特別な空気感。
毎朝の通勤や通学でも、帰宅する時でも、出迎えてくれるのは端正な街区の風景。自宅を含め、この区画すべての風景が美しく、整然と整えられているために、歩くたびに目にする光景に心が満たされる。それはこの閑静な住宅街の中にあっても、この街区だけが持つ価値。この街区の特別な空気感が感じられることだろう。

新しい発見や喜び。
遠くまで出掛ける必要もなく、街区内を歩くだけで、季節の移り変わりや自然が持つ癒しの力に接することができる。統一感のある街並みでも角を曲がるたびに目にする風景が変わり、新鮮な喜びが感じられたり、違ったアングルで見える街区に刺激を与えられたりする。回遊性のあるランドプランが、日々に新たな愉しみをもたらしてくれるのだ。

散歩道として愉しめる歩行者専用道路。
ASSOCIA博多 諸岡TERRACEが位置する街区は、住宅地の中でも奥まった場所であるため、落ち着いた住環境が確保されている。さらに敷地東側の道路は歩行者専用道路となっているため、車の往来がなく、静かで安全な散歩道として愉しむことができる。ゆっくり植栽を眺めたり、子どもが遊んだり、のどかな時間の過ごし方を日々のライフスタイルに取り入れることができるのだ。

ASSOCIA博多 諸岡TERRACEは、ここちよい暮らしのために「住まいができること」を求め、
ゆとりある敷地とスケールメリットを活かし、建物内に3ヶ所の3rd PLACEを設けました。
「3rd PLACE」とは自宅や職場以外の、自分自身が居心地がよいと感じられる場所。
休憩したり、リモートワークしたり、誰かと一緒に過ごしたり。
それぞれ趣向の違う3つの3rd PLACEを、その日のシーンや時間、気分に合わせて使い分けることも可能です。
マンション内にいながら我が家+aのスペースを使いこなす。そんな豊かな時間のある暮らしをご満喫ください。

ひとつ屋根の下に憩う、オーセンティックな空間。

「この空間で過ごす」こと自体が、訪れる動機と目的になる。
ひっそりと森の奥に佇み、遠方からはるばる訪れた客をもてなすオーベルジュにインスピレーションを得たKITCHEN LOUNGE。天井は切妻屋根のような勾配を描き、深く優しく、緩やかな時間を包み込む。大きな窓と植栽の向こうには穏やかな街並みが広がり、射し込んだ自然光が床のタイルの上で緑と溶けあう。木と石の繊細な表情を前面に、その色合いや模様の不規則さ、不揃いさが絶妙な安定感を創出。量感がありながら重厚すぎない、程よいマテリアルと色彩のコラボレーションが 充足感を刺激し、それだけでこの場所で過ごしたいという動機と目的になるのだ。
誰かと親密な対話を愉しむのもいい。静寂の中、自分と対峙して心と身体を整えるのもいい。一角にキッチンを設けたことで使い方も多彩に広がり、家族や友人と共に過ごす時にも使える。ライフスタイルの幅を大きく広げる3rd PLACEのある日常を満喫しよう。

出勤前に立ち寄ってニュースや注目のトピックをCHECKする、 そんな日課を毎日に採り入れてみてはどうでしょう?
「これから仕事!」という気持ちの切り替えにも便利なスペースです。

静かに集中できるコワーキングスペースとしての活用もおススメ。 自宅ではテレビや昼寝など誘惑が多くて集中できない仕事や勉強も 場所を変えることで気持ちのON、OFFが切り替えやすくなります。

得意料理を披露したり、自慢のレシピを教え合ったり。 ママ友と一緒におしゃべりしながらお料理する楽しい時間。 キッチンがあるラウンジならではの使い方です。
真に「豊かな」暮らしのために。
建築・居住空間に何ができるのか?

LANDICでは、環境問題やエネルギー開発など国際的な問題とともに、住宅や都市課題の研究に取り組み、日本だけでなく、世界を舞台にSDGsやIWI、ウェルビーイング推進を牽引する馬奈木氏と連携し、LANDIC×九州大学都市研究センターとコンソーシアムを設立。街、建築、居住空間などが、人々のより豊かで健康的な暮らしに貢献するため、また持続可能な地域と地球環境づくりに貢献するためのアイデアやデザイン研究をスタートさせました。
現在、人々がここちよさや豊かさを感じる「見えないものの価値」の「見える化」、科学技術やゲノム解析などを活用した健康状態の可視化など、世界的にも未開発であったり、充分に検証されていない「暮らしに密接した課題」に取り組んでいます。

工学研究院教授
1975年生まれ。九州大学主幹教授、工学研究院教授、総長補佐。第25期日本学術会議会員及びサステナブル投資小委員会委員長。国連「新国富報告書」代表、国連「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」代表執筆者、国連「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学・政策プラットフォーム」(IPBES)統括代表執筆者、OECD貿易・環境部会副議長、2018年・世界環境資源経済学会共同議長などを歴任。第16回日本学術振興会賞受賞。主な著作に「新国富論ー新たな経済指標で地方創生」(岩波ブックレット)、「ESG経営の実践」(事業構想大学院大学出版部)、「幸福の測定ーウェルビーイングを理解する」(中央経済社)などがある。
その多様性が日常に新しい刺激を生み出してくれる。



回遊性のあるプランニング
ASSOCIA博多 諸岡TERRACEを一般的なマンションと比べる際、最も際立つのはその回遊性だろう。住まいなら「暮らすこと」、オフィスなら「働くこと」。建築物がそもそも持っている目的や役割を果たすためだけなら、できるだけ効率よく空間をゾーニングすればいいし、最短距離のアクセス路があればいい。わざわざ「回遊する」必要はないのだ。
「回遊する」場所とは? 真っ先に思い浮かぶのは美術館や公園、リゾートホテルなどだろう。見せたいもののために回遊する必要があり、わざわざ回遊して見るべき価値がある、ということ。それはアートだったり風景だったり。それを見て感動したり気持ちが和んだりする「体験」を与えてくれる。
この建築物も同じような意図が感じられる。建物の入口から自宅まで、そのルートは一方通行ではない。その日によって違う景色を見たり、行き帰りで変えることもできる。ここには住む人を楽しませたり、変化を与えてくれる楽しさがちりばめられているのだ。
都市の利便の中で自然の豊かさ、ここちよさを意識して暮らすこと。
そのために求めたのは、高く、青く、広がる空と静けさのある住環境。
そして開放感に満たされた暮らしのスタイルを叶える、ゆとりある敷地計画。
福岡市の未来を担う博多エリアにありながら、一歩足を踏み入れれば別世界のように
閑静な住宅街が広がるこの地だからこそ、描くことができた邸宅の姿。

力強く、かつ繊細な建築物
さまざまな種類の樹々が真っ直ぐ空に向かって伸びる森をイメージした、ダイナミックな垂直ラインが象徴的な外観デザイン。マリオンの太さは均一でなく、太いものと細いものの不規則な連続性を成している。さらに高さの違いも加わることで、それが程よいリズムを構成し、樹木やその影が連なっているような立体感が生まれている。
外壁には柔らかなベージュを基調とした色調のタイルをメインに採用。そこに濃いブラウンを合わせることで、品のあるアースカラーでまとめながらも彫りの深い表情を演出。さらにブラックで縦横の直線を強調することで、全体の印象を引き締め、エッジの効いた佇まいを描き出した。
変化のある形状。陰影によって浮かび上がる奥行き。どの方向から見ても端正なフォルム。余裕が感じられる規模感、存在感とは裏腹に、細部まで丹念に構成された建築の美しさが堪能できるのだ。

連続する植物のコントラスト
新しい街並みのシンボル的存在となる一方で、周辺景観とのバランスを考慮し、高さではなく、水平に大きく伸びた庇のラインで、建物のスケール感が強調されたエントランスアプローチ。余裕のある広さと奥行きを確保した車寄せが、ここで描かれるライフシーンが豊かさに満ちたものになることを予感させ、緑色のラインを描く植栽帯が、この邸宅での穏やかな日常への期待感を高めてくれる。
都心部にありがちな、建物が隙間なく隣り合うような窮屈さはここにはない。ゆとりある敷地内には近隣の建築物との間に距離をとったり、植栽を設けたりすることで、開放感とプライバシーが確保されている。だからそこには風が流れ、光が射し込み、空を見上げることができる。そんな余幅をもったランドスケープが、自然と建築物が一体化するライフスタイルを可能にするのかもしれない。
north side residence

活気に満ちた躍動感と暮らすURBAN SIDE RESIDENCE。
進化の歩みが止まらない、博多都市エリアを見晴らすURBAN SIDE RESIDENCE。
視線の先にはららぽーと福岡があり、まさに都市の主要ポイントを見晴らす。
一方ですぐ目の前に広がるのは、その賑わいとは一線を画し、
しっとりとした静けさの中、趣のある街並みが形成されている住宅街。
存在感を声高に主張することなく、しかし品格が滲み出る、端正な佇まいを描き出している。
south side residence

圧倒的な開放感と暮らすTOWN SIDE RESIDENCE。
美しく、整然と整備された街区を見晴らすTOWN SIDE RESIDENCE。
高い建物が隣接することなく、南側に向かって開けた眺望が、
都心では得難い爽快感と開放感と暮らす、伸びやかな日常を叶えてくれる。
ここで繰り広げられる豊かさに満ちた日々を象徴するかのように、
泰然と構えるスケール感のある佇まいが印象的なレジデンスがここにある。